平成27年12月8日(火)に「第17回姶良地区糖尿病医療連携協議会学術講演会」が、かごしま空港ホテル2階『プルメリア』の間で開催されました。
開会の挨拶
霧島市立医師会医療センター
副院長 児玉和久先生
座長
林内科医院 院長 / 姶良地区内科医会
会長 林芳郎先生
特別講演
演題
「DPP-4阻害薬が拓く糖尿病治療薬の進化」
演者
久留米大学 内分泌代謝内科 准教授
田尻祐司先生
演者の久留米大学内分泌代謝内科准教授田尻祐司先生により、福岡県久留米市における糖尿病診療の実態調査(One Day surveillance) の結果を踏まえて、Blockbuster drugとも評されるDPP-4阻害薬登場前後での血糖コントロール状況の変化や病診連携の在り方、さらには腎機能障害を有する患者さんにDPP-4阻害薬を使用する際の注意点およびDPP-4阻害薬が腎機能におよぼす影響などについてご講演いただきました。
日本人は欧米人に比べてもともとインスリン分泌能が低いので、体重増加によるHbA1Cの数値の上昇がおこりやすいので注意が必要とのことでした。
また、演者の田尻祐司先生は、姶良地区歯科医師会会長の奥淳一先生と中学時代の同級生とのことで、43年来の再会を共にお喜びになっていらっしゃいました。
|