平成２９年12月7日（木）に「第３４回姶良地区学校保健研究協議会」が、霧島市溝辺公民館で開催されました。

開会の挨拶
姶良地区学校保健会会長　佐藤昭人先生

事例発表及び研究協議
発表主題
「児童の命を守る体制づくりと自他の命を大切にできる児童の育成をめざして〜食物アレルギーの取組を通して〜」
発表者　　
霧島市立永水小学校養護教諭　原ますみ先生

特別講演
演題　「健康づくりと森とめぐみ」
講師　沢畑亨先生（水俣市久木野ふるさとセンター愛林館館長）

閉会の挨拶
姶良地区学校保健会副会長　竹ノ内哲先生

　まず、表彰者の紹介にて昨年まで学校保健会副会長をされていた宮崎洋一先生が、長年の功績から選出されました。
　事例発表及び研究協議では、食物アレルギーに対する理解と意識の向上についての取り組みや、緊急時の校内体制の構築について等の発表がなされました。今後も食物アレルギーに対する意識付け、体制維持の継続や関連機関との連携の推進が望まれる研究協議でした。
　特別講演では、森がつくる命と健康をテーマに様々な活動を行っていることに関してユーモアを交えて講演されました。命を支えることは、酸素・水・食物を作ることであり、それは森林が持っている機能である。自然のめぐみという切り口から、農業・経済・社会に至るまで解説され、盛況の講演となりました。